2008年2月20日水曜日

東京市場も原油が最高値更新

東京市場原油の先物価格が値上がり
ニューヨーク市場の原油の先物価格が1バレル・100ドルを突破して史上最高値を更新したことを受けて、東京市場でも原油の先物価格が値上がりし、ドルに換算した価格としては取り引き開始以来の最高値を更新しています。
 東京工業品取引所では、ニューヨーク市場の原油の先物価格の高騰を受けて中東産原油の先物価格が値上がりし、20日午前の取り引きで一時、1キロリットル当たり6万3650円まで上昇しました。これをドルに換算すると1バレル・93ドルを上回り、先月4日につけた最高値を更新しました。その後も6万3000円台と高値での取り引きが続いています。今回の原油の先物価格の値上がりは、OPEC・石油輸出国機構が来月の総会で減産を決めるのではないかという観測が広がったことが直接のきっかけとみられますが、市場関係者は「アメリカの景気減速で原油の需要が落ち込むという見方がある一方で、価格は高止まりしており、依然として原油市場には投機的な資金が流入しているものとみられる」と話しています。

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