ニューヨーク原油市場は、供給不足への懸念に加えて、ドル安の傾向が続いていることを背景に投機的な買い注文が続き、先物価格は一時、1バレル・129ドルを突破し、史上最高値を更新しました。
20日のニューヨーク原油市場は、主要な産油国が原油の増産に慎重な姿勢を崩していないことなどを背景に、あらためて供給不足への懸念が強まり、買い注文が増えました。その結果、原油取引の国際的な指標となっているWTIの先物価格は一時、1バレル・129ドル60セントまで値上がりし、史上最高値を更新しました。市場関係者は「供給不足への懸念に加え、主要な通貨に対するドル安傾向が続いていることもあって、原油にとどまらず、穀物などの商品市場全体に投機的な買い注文が入っている」と話しています。
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