2011年8月19日金曜日

海外商品概況NY金、6日続伸 12月物は1891.9ドルで終了 時間外で1900ドル台に

22日のニューヨーク金先物相場は大幅に6日続伸した。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は
前週末比39.7ドル高の1トロイオンス1891.9ドルで終えた。
欧州債務問題の先行き不透明感と米景気の減速懸念を背景に
実物資産の裏付けのある金先物を買う動きが続いた。
12月物は通常取引終了後の時間外取引で、
一時1900ドルの大台に乗せ、中心限月としての過去最高値を3日連続で更新した。

ドルをはじめ外国為替相場の不透明感から、
代替通貨とみなされる金の需要が強まった面もあった。
ドルは一段の緩和策への思惑から先安観が広がっている。
円やスイスフランは政府の為替介入観測が根強い。

ただ、最近の相場急騰を警戒する声もある。
12月物は終値ベースで月初から約16%上昇しており、
「いつ大幅な相場調整が入ってもおかしくない」
(ロジック・アドバイザーズのビル・オニール氏)との指摘があった。

銀は7日続伸。プラチナは11日続伸した。

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