2008年9月11日木曜日

原油 100ドル目前まで下落

原油 100ドル目前まで下落
ニューヨーク原油市場は、世界的な景気減速への懸念から、今後原油の需要が落ち込むという見方が強まり、先物価格は下落して一時1バレル・100ドル割れの目前まで値下がりしました。
11日のニューヨーク原油市場は、このところヨーロッパをはじめ世界的に景気減速への懸念が強まって、今後原油の需要が落ち込むという見方が広がり、売り注文が膨らみました。また、外国為替市場で、ドルがユーロに対して値上がりしたことで、これまでドル安を材料に買われた原油の先物を売る動きが加速しました。この結果、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、1バレル・100ドル10セントと、100ドル割れ目前まで値下がりしました。市場関係者は「朝方にニューヨーク株式市場の平均株価が値下がりしたことも、アメリカの景気減速懸念を強め、原油価格をさらに押し下げる要因になった」と話しています。

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