2010年9月19日日曜日

共済ホテル赤字、警察・教職も公費で穴埋め

 文部科学省所管の「公立学校共済組合」(教職員約96万人が加入)と、警察庁所管の「警察共済組合」(警察官ら約29万人が加入)が、それぞれ経営するホテルの赤字を公費で補填していたことがわかった。

 補填額は2009年度までの5年間だけで、93億円と20億円。両省庁とも「ホテルは独立採算が原則」として補填を見直す方針だ。

 共済組合のホテル経営を巡っては、財務省所管の「国家公務員共済組合連合会」が00~09年度で計177億円、総務省所管の「地方公務員共済組合」が04~08年度で計193億円を赤字補填していたことが既に判明。新たに判明した公立学校や警察の共済を含め、全国組織のすべての公務員共済で赤字ホテルへの補填が行われていたことになる。

 文科省と警察庁の資料によると、昨年度の場合、公立学校共済の経営するホテルは44施設のうち20施設で計7億円の赤字を計上し、都道府県が拠出した公費で補填。警察共済では18施設のうち15施設で計21億円の赤字となり、国と都道府県からの公費計1億円を投入した。補填は1950年代前半から続いており、昨年度までの総額は、公立学校共済が約750億円、警察共済が約315億円に上る。                                       (2010年9月20日08時46分 読売新聞)

2010年9月14日火曜日

82円台の円高15年3ヶ月ぶり1995年5月以来

菅氏再選で円急伸…NYでは一時82円台


14日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が一時、1ドル=82円91銭まで円高が進み、1995年5月末以来、約15年3か月ぶりとなる82円台をつけた。

 民主党の代表選で菅首相が再選され、市場では、「小沢氏に比べ、菅首相は(円売り・ドル買いの)市場介入に慎重」との見方から、介入に対する警戒感が薄れ、円が買われやすくなっている。また、ユーロがドルに対して買われ、ドル安が進んだ流れから、対円でもドルが売られたことも円高の要因だ。
 午前11時25分(日本時間15日午前0時25分)現在、円相場は前日比65銭円高・ドル安の1ドル=83円~83円10銭で取引されている。         
                                                       (2010年9月14日11時52分 かぶドットコム)

2010年9月8日水曜日

東京円、15年3か月ぶりの円高水準

東京円、15年3か月ぶりの円高水準


 8日の東京外国為替市場は、欧州金融機関の財務内容に対する懸念を背景に円が買われ、
一時、1ドル=83円35銭付近まで上昇し、
前日のニューヨーク外国為替市場でつけた1ドル=83円51銭を更新して
約15年3か月ぶりの円高水準となった。

 午後1時現在、前日(午後5時)比52銭円高・ドル安の1ドル=83円37~39銭で取引されている。

 米景気の先行き不透明感も継続しており、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。
今後も「比較的安全とされる円買いが先行しやすい」(市場関係者)とみられている。

 対ユーロでは午後1時現在、
前日(午後5時)比1円46銭円高・ユーロ安の1ユーロ=105円85銭前後で取引されている                                                                                                               (2010年9月8日13時12分 読売新聞)

2010年9月1日水曜日

日経平均、一時今年最安値割れ8796円

日経平均、一時今年最安値割れ


 1日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が前日終値比9円26銭高の8833円32銭に上昇し取引開始したが、その後、もみ合いに転じ、一時は27円61銭安の8796円45銭と8月25日の取引時間中今年最安値(8807円41銭)を割り込む場面もあった。 9時31分現在は10円88銭安の8813円18銭。    (2010年9月1日09時37分 読売新聞)