2009年7月11日土曜日

NY株8000ドル割れも視野に 景気敏感株の下げ目立つ

NY株、8000ドル割れも視野に 景気敏感株の下げ目立つ
 米株式相場の調整色が一段と強まってきた。ダウ工業株30種平均は4週連続で下げ、先週終値は8146ドルと、8000ドルの大台割れも視野に入り始めた。景気敏感株の下げが目立ち、投資家は景気低迷が予想外に長引きかねないとの懸念を強めている。
 ダウ平均は6月12日に付けた直近高値(8799ドル)をピークにじり安基調が続き、先週末までに計652ドル(7.4%)下げた。3月の直近安値(6547ドル)を底に急ピッチで回復してきたが、雇用環境の改善が進まず、景気の早期回復期待がしぼんでいる。

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