2010年1月23日土曜日

NY株3日続落500ドル超安 円89円台に上昇、新金融規制案が波紋

NY株、3日で500ドル超安 円89円台に上昇、新金融規制案が波紋
米オバマ政権の新たな金融規制案発表に端を発した世界的な株安、ドル安の流れは22日も続き、ニューヨーク株式市場はダウ工業株30種平均が3日続落、前日比216ドル90セント安の1万0172ドル98セントと約2カ月半ぶりの安値で取引を終えた。3日間の下落幅は552ドルに達した。円相場は1ドル=89円台に上昇した。市場に資金が流れにくくなるとの警戒感から原油や金なども大幅下落、週明けの市場には不透明感が広がっている。
 JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど主要金融株が軒並み安となった。
 ニューヨーク原油先物市場では、取引の指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の3月物が前日比1.54ドル安の1バレル74.54ドルで取引を終えた。金先物相場も一時、約1カ月ぶりの安値を記録した。ニューヨーク外国為替市場ではドルが売られ、円相場は前日比60銭円高・ドル安の1ドル89円80~90銭で取引を終えた。

米国株、大幅に3日続落 ハイテク株に利益確定、金融株の売り続く

22日の米株式相場は大幅に3日続落。
ダウ工業株30種平均は前日比216ドル90セント安の1万0172ドル98セント(速報値)で終えた。
前日夕に市場予想を上回る四半期決算を発表したインターネット検索大手グーグルが利益確定売りに押され、
IBMやヒューレット・パッカード(HP)などハイテク株全般に売りが波及した。
オバマ米大統領による新たな金融規制案の発表を受けて、
前日に先行きの業績懸念から下落した金融大手株への売りも続いた。
相場は午後にじりじりと下げ幅を広げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同60.41ポイント安の2205.29(同)で終えた。(07:07)

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