2010年10月21日木曜日

15年半ぶりの円高水準となる1ドル=80円台まで値上がり

東京市場 1ドル=80円台に   10月21日 11時47分

21日の東京外国為替市場は、ドルを売って円を買う動きが広がり、海外市場に続いて一時、
15年半ぶりの円高水準となる1ドル=80円台まで値上がりしましたが、
その後はドルを買い戻す動きが出て、円相場は小幅な値動きになっています。

21日の東京外国為替市場は、
アメリカが思い切った金融緩和を行うという観測からドルを売って円を買う動きが強まり、
円相場は20日のニューヨーク市場に続いて一時、
15年半ぶりの水準となる1ドル=80円台後半に値上がりしました。
市場関係者は「アメリカが来月上旬にも金融緩和策として
巨額の国債買い入れに踏み切るという観測が広がり、ドルが売られた。
ただ、東京市場で1ドル=80円台まで値上がりした直後、
アメリカのガイトナー財務長官が『ドルは円やユーロに対してこれ以上安くなる必要はない』
と発言したと伝えられたことをきっかけに、急速にドルが買い戻され、円相場は値下がりしている」。

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