2008年11月20日木曜日

急落ダウ444ドル99セント安の7552ドル29セント

NY株 5年8か月ぶりの安値
11月21日 6時58分
ニューヨーク株式市場は、経営危機に陥っている大手自動車メーカーの救済策の行方がいっそう不透明になったという見方から、売り注文が広がって400ドル余り値下がりし、終わり値としては5年8か月ぶりの安値を記録しました。
20日のニューヨーク株式市場は、朝方発表された失業保険の申請件数が市場の予想を上回る高い水準になったのに加えて、経営危機に陥っている大手自動車メーカー3社の救済策の行方がいっそう不透明になったという見方が広がり、取り引き終了にかけて売り注文が増えました。平均株価の終わり値は、前の日より444ドル99セント安い7552ドル29セントと、5年8か月ぶりの安値を記録しました。一方、景気後退への懸念からドルを売って円を買う動きが強まり、ニューヨーク外国為替市場の円相場は、一時1ドル=93円台後半まで値上がりしました。市場関係者は「景気の先行きへの不安に加えて、大手自動車メーカーに対する救済策がまとまる見通しが立たないことが投資家の不安感を一段と拡大させている」

米国株急落、ダウ444ドル安 金融・エネルギー大幅安、S&P11年半ぶり安値

20日の米株式相場は大幅に続落。ダウ工業株30種平均は前日比444ドル99セント安の7552ドル29セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は70.30ポイント安の1316.12で終え、それぞれ2003年3月12日以来の安値で終えた。米景気の悪化が一段と進むとの懸念などを背景に売りが優勢となった。
 S&P500種株価指数は54.14ポイント安の752.44で終え、02年10月に付けたIT(情報技術)バブル崩壊後の安値を下回り、1997年4月以来、約11年半ぶりの安値に沈んだ。
 早朝発表された週間の新規失業保険申請件数が54万件台に急増し、市場予想を大幅に上回った。午前10時にフィラデルフィア連銀が発表した11月の製造業景気指数はマイナス39.3と前月から悪化し、1990年10月以来の低水準になった。米景気の悪化を再確認したことが株価の重しになり、金融株を中心に売りが膨らんだ。原油先物相場が急落したことでエネルギー株も急落し、株価指数を押し下げた。
 ダウ平均は前日に8000ドルの大台を割り込んだ後とあって、値ごろ感などからの買い戻しが優勢になる場面もあった。米自動車大手3社の救済を巡る思惑が交錯するなか、ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターなど自動車株の一角は買いが入ったが、株価全体を押し上げる要因に乏しく、取引終了にかけて株価指数は一段安となった。
 業種別S&P500種株価指数は「金融」や「エネルギー」が10%超下げるなど全十業種が下げた。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は3%安だった。
 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約22億株(速報値)、ナスダック市場は約32億株(同)。
 シティグループが連日の急落で26%安。人員削減計画などが伝わったJPモルガン・チェースは17%安。バンク・オブ・アメリカも二ケタの下落率だった。ゴールドマン・サックスは5%安。モルガン・スタンレーは急落し、節目の10ドルを割り込んだ。シェブロンやエクソンモービルが下落。、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は70.30ポイント安の1316.12で終え、それぞれ2003年3月12日以来の安値で終えた。米景気の悪化が一段と進むとの懸念などを背景に売りが優勢となった。
 S&P500種株価指数は54.14ポイント安の752.44で終え、02年10月に付けたIT(情報技術)バブル崩壊後の安値を下回り、1997年4月以来、約11年半ぶりの安値に沈んだ。
 早朝発表された週間の新規失業保険申請件数が54万件台に急増し、市場予想を大幅に上回った。午前10時にフィラデルフィア連銀が発表した11月の製造業景気指数はマイナス39.3と前月から悪化し、1990年10月以来の低水準になった。米景気の悪化を再確認したことが株価の重しになり、金融株を中心に売りが膨らんだ。原油先物相場が急落したことでエネルギー株も急落し、株価指数を押し下げた。
 ダウ平均は前日に8000ドルの大台を割り込んだ後とあって、値ごろ感などからの買い戻しが優勢になる場面もあった。米自動車大手3社の救済を巡る思惑が交錯するなか、ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターなど自動車株の一角は買いが入ったが、株価全体を押し上げる要因に乏しく、取引終了にかけて株価指数は一段安となった。
 業種別S&P500種株価指数は「金融」や「エネルギー」が10%超下げるなど全十業種が下げた。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は3%安だった。
 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約22億株(速報値)、ナスダック市場は約32億株(同)。
 シティグループが連日の急落で26%安。人員削減計画などが伝わったJPモルガン・チェースは17%安。バンク・オブ・アメリカも二ケタの下落率だった。ゴールドマン・サックスは5%安。モルガン・スタンレーは急落し、節目の10ドルを割り込んだ。シェブロンやエクソンモービルが下落。

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