2010年6月30日水曜日

NY株今年最安値を更新ダウ終値9774ドル

NYダウ終値9774ドル、今年最安値を更新
 30日のニューヨーク株式市場は、米景気の回復が遅れるとの懸念から売られ、株価は続落した。

 ダウ平均株価(30種)は前日比96・28ドル安の9774・02ドルと今年の最安値を更新し、
2009年11月3日以来、約8か月ぶりの水準で取引を終えた。
 下落は5営業日連続で、この間の下げ幅は計約524ドルに達した。
ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数は同25・94ポイント安の2109・24だった。
 米民間調査会社が発表した6月の雇用報告が市場予測を下回り、
米国の雇用改善の鈍さなどを嫌気した売りが広がった。
 一方、ニューヨーク債券市場では、世界景気の先行き不透明感から債券が引き続き買われ、
指標となる10年物米国債の利回りは前日より0・02%低い(国債価格は上昇)年2・93%で取引を終えた。
(2010年7月1日09時58分 読売新聞)

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