2008年5月14日水曜日

ガソリン、米に輸出・日米政府促進で一致、余剰精製能力を活用

日米両国政府は米国のガソリン価格の高騰や供給能力不足に対応するため、石油製品の日本からの対米輸出を促進する。15日に米サンフランシスコで民間企業も加えた初会合を開いて合意する。余剰が続く日本の石油精製能力を活用し、主に米西海岸へのガソリン供給を増やす。日本から米国向けには軽油など一部で輸出があるがガソリン輸出は異例。日本側は輸送コストや運搬能力など条件に問題がなければただちに対米輸出促進にとりかかる。
 両国政府が初めて開くのは「日米石油製品貿易協議会」。米側からエネルギー省、エクソンモービルなど石油メジャーが参加。日本からは経済産業省のほか石油元売り大手の新日本石油、出光興産などが参加する。

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