2009年2月21日土曜日

NY株100ドル安 シティ、GMは1ドル台

NY株100ドル安 シティ、GMは1ドル台 2009年2月21日9時30分

 20日のニューヨーク株式市場は金融不安の高まりで続落した。大企業で構成するダウ工業株平均は前日比100.28ドル安の7365.67ドルで取引を終了。終値としては、02年10月以来、約6年4カ月ぶりの安値水準となった。
 取引時間中には一時、前日比216.48ドル安の7249.47ドルをつけた。
 金融危機が長引くなか、国有化が取りざたされているシティグループは一時、前日比36%安の1.61ドルに急落した。シティ株が1ドル台をつけたのは91年1月以来約18年ぶりで、終値も1.95ドルにとどまった。バンク・オブ・アメリカは一時36%安になってから反発するなど乱高下した。
 20日は有力上院議員が「短期的な銀行国有化が避けられないかもしれない」と発言したことが報じられた。
 また、傘下のスウェーデン自動車メーカー、サーブが実質倒産したゼネラル・モーターズ(GM)は約12%安の1.77ドルで取引を終えた。GMが1ドル台をつけたのは昨年11月20日以来3カ月ぶり。

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