NYダウ下げ止まらず、終値9258ドル
8日のニューヨーク株式市場は、米欧主要6中央銀行による協調利下げにもかかわらず、世界的な景気後退への懸念から大幅に続落した。
ダウ平均株価(30種)は前日比189・01ドル安の9258・10ドルと2003年8月以来、約5年2か月ぶりの安値で取引を終えた。6営業日連続の下落となり、下落幅は累計で1592ドル、下落率は15%に達した。
ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数は14・55ポイント低い1740・33で取引を終えた。
朝方は、協調利下げを好感した買いが先行し、ダウ平均は一時、前日より180ドル上昇した。しかし、「利下げだけでは、世界的な金融危機に歯止めがかけられない」(市場関係者)との見方から売りが優勢となり、ダウ平均も下落に転じた。
下げ幅は一時、252ドルまで拡大した。 (2008年10月9日05時28分 読売新聞)
NY株価 9500ドル割れ 10月8日 5時45分
ニューヨーク株式市場は、アメリカの金融危機が世界経済を一段と悪化させることへの懸念が強く、平均株価は500ドル以上値下がりして終わり値は5年ぶりに9500ドルを割り込みました。
7日のニューヨーク株式市場は朝方は、FRB・連邦準備制度理事会が企業が発行する社債を買い入れると発表したことを受けて、金融市場の混乱がいくぶん緩和されるという期待感から平均株価は一時1万ドルを回復しました。しかし、金融機関の経営不安やアメリカ発の金融危機が世界経済を一段と悪化させることへの警戒感が根強く、株価はじわじわと下げ幅を拡大しました。平均株価の終値は前日より508ドル39セント値下がりして9447ドル11セントでした。終わり値が9500ドルを割り込むのは2003年10月以来、5年ぶりとなります。またニューヨーク外国為替市場でも株価の値下がりにともない、ドルを売る動きが加速して円相場は一時、101円台まで値上がりしています。市場関係者は「欧米の金融当局が協調して具体的な対応策を出せないことに投資家のいらだちが募っている。緊迫した相場展開なのでひとたび売りが広がると流れが止まらない状況だ」と話しています。
米国株、連日急落 ダウ508ドル安、金融売りで、SP500が1000割れ
7日の米株式相場は連日で急落。ダウ工業株30種平均は前日比508ドル39セント安の9447ドル11セントと、2003年9月以来、約5年ぶりの安値となった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同108.08ポイント安の1754.88と、2004年8月以来の安値で終えた。世界的な金融不安の高まりに加え、バンク・オブ・アメリカの増資などを嫌気し、金融株に売りが出た。
S&P500種株価指数は60.66ポイント安の996.23と、2003年9月末以来の1000割れとなった。朝方、米連邦準備理事会(FRB)が企業の短期資金の調達手段であるコマーシャルペーパー(CP)を購入する制度を創設すると発表。信用収縮改善の足がかりになるとの期待感から買いが先行した。
ただ前日夕に増資や減配、減益決算を発表したバンカメに売りが膨らみ、金融株全般がつれ安。三菱UFJファイナンシャル・グループがモルガン・スタンレーへの出資を引き揚げるとのうわさなどを受け、モルガンが急落したことも重しだった。英銀大手が資金支援などを要請するため、英政府と会談したと報じられたことも米金融株売りを誘った。
午後にバーナンキFRB議長が景気見通しや金融市場について講演。「現行の政策スタンスが適切か考えなくてはならないだろう」と早期利下げを示唆する発言をした。ただ利下げは織り込まれているとの見方などからこれを材料とした買いは限定的だった。むしろ議長が景気に慎重な見方を示したことで景気悪化への懸念が高まったとの見方もあり、売りはハイテクや素材など景気敏感株に波及。引けにかけて主な株価指数は下げ幅を広げて終えた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約17億2000万株(速報)。ナスダック市場は約28億9000万株(同)。業種別S&P500種株価指数では全十業種が下落。「金融」が約12%安、「情報技術(IT)」も6%下げた。(08:57)
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