2009年1月13日火曜日

続落、終値422円安 1カ月ぶりの安値水準

日経平均続落、終値422円安 1カ月ぶりの安値水準
 13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落。大引けは前週末比422円89銭(4.79%)安の8413円91銭だった。終値で心理的な節目の8500円を割り込んだのは2008年12月12日(8235円87銭)以来、ほぼ1カ月ぶり。日本の連休中に米株安が続いたほか、きょうの外国為替市場で円相場が再び1ドル=89円台で推移したことによって、トヨタやキヤノンなど輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売りに押された。東証株価指数(TOPIX)も大きく3日続落。
 日経平均が8400円を割り込むまであと5円程度と迫る場面があったが、安い水準では買い戻す動きもあり、安値圏での小動きが続いた。日経平均とTOPIXが3日続落となるのは08年11月18―20日以来、ほぼ2カ月ぶり。9日発表の08年12月の米雇用統計では失業率が悪化し、米株式相場では景気低迷の長期化懸念が広がった。この流れを連休明けのきょうの東京市場も引き継いだ。
 東証1部の売買代金は概算で1兆3164億円。売買高は同19億1222万株。値下がり銘柄数は1564、値上がりは112、変わらずは39だった。〔NQN〕 (15:38)
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