2011年8月18日木曜日

NY金が続伸、12月物1822.0ドルで終了 2011/8/19 5:20

18日のニューヨーク金先物相場は4日続伸した。
   ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は
前日比28.2ドル高の1トロイオンス1822.0ドルで終えた。
 米景気の減速懸念と米株式相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強化。
資金の逃避先となりやすい金への買いが加速した。
12月物は通常取引終了後の時間外取引で一時1832.0ドルまで上昇し、最高値を更新した。


 朝方発表の雇用と製造業の景況感、住宅関連の米経済指標が軒並み悪化した。
米株式市場ではダウ工業株30種平均の下げ幅が一時500ドルを超え、終日軟調に推移。
景気の先行きと変動の激しい株式相場への警戒感が広がり、
実物資産の裏付けのある金先物に買いが膨らんだ。

 7月の米消費者物価指数が前月比で上昇し、市場予想も上回った。
インフレに強い資産とされる金の買い材料になった面もある。

 銀は5日続伸。プラチナは9日続伸した。



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