2011年8月9日火曜日

株価300円超す下げ9000円割れで始まる

日経平均、終値153円安 5カ月ぶり9000円割れ 午後に買い戻し、下げ幅縮小
                                                                                                                  2011/8/9 15:13
   9日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。
終値は前日比153円08銭(1.68%)安い8944円48銭だった。
9000円の大台を割り込むのは
東日本大震災が発生した直後の3月15日(8605円)以来約5カ月ぶり。
3日間の下げ幅は計714円(7.4%)に達した。
米国債の格付け引き下げを嫌気した世界的な株安を嫌気し、
午前に440円安の8656円まで下げる場面があった。
ただ、午後に入りアジアの株式相場が下げ渋ったことや、
日本時間今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため
買い戻しが入り、下げ幅を縮小した。

 東証1部の売買代金は概算で1兆9763億円(速報ベース)と
3月23日以来の高水準だった。                                    〔日経QUICKニュース〕

   東証一時8700円割れ 世界株安止まらず
    米欧の政府債務(借金)問題に端を発した世界株安が広がっている。
8日のニューヨーク市場が600ドルを超える暴落になったのに続き、
翌9日の東京市場も日経平均株価が一時400円を超える下落となり、
8700円を割り込んだ。円相場も1ドル=76円台近くまで「超円高」が進んだ。

 東京証券取引所第1部に上場する株式の98%が値下がりする全面安になった。
日経平均は一時、前日比440円77銭(4.84%)安い8656円79銭まで下げた。
午前の終値は同403円25銭(4.43%)安い8694円31銭。
午後1時時点の日経平均は同308円72銭安い8788円84銭。

 日経平均が8600円台まで下げたのは
東日本大震災直後の3月17日以来約4カ月半ぶり。
世界株安が始まった今月2~8日の5営業日で867円下げており、
9日の最安値水準で1300円超下げたことになる。
今年最安値は取引時間中が3月15日の8227円63銭、終値が同日の8605円15銭だ。

 東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の午前の終値は
同36.34ポイント低い746.52。

 円高で輸出に悪影響が出る電機や自動車メーカーの株価が下げている。
また、金融不安を警戒して、
みずほフィナンシャルグループ(FG)や三井住友FGが今年最安値になった。
SMBC日興証券の西尾浩一郎氏は「不安が不安を呼び、
投資家が過剰に反応している」とみている。

 他のアジア市場も株安が続いている。

株価指数は韓国で一時9%超、香港で一時7%超下げ、
前日に続いて今年最安値を更新した。

 東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=77円00銭台まで円高が進んだ。
午後1時現在は前日午後5時時点より70銭円高ドル安の77円17~20銭。
対ユーロは同2円03銭円高ユーロ安の1ユーロ=109円76~81銭。


日経平均、下げ幅一段と縮小 一時8900円台  FOMC控え買い戻し  2011/8/9 14:13

      9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を一段と縮小している。
後場の寄り付きは前日比388円安の8709円で取引を再開したが、
下げ幅は一時184円まで縮め8900円台を回復した。
新規の買い材料は出ていないが、アジアの株式相場が下げ渋り、
一段の連鎖株安に対する警戒感がやや和らいだ。
加えて「日本時間今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、
株価指数先物に買い戻しが入ったことも要因」
(大和証券の高橋和宏投資情報部部長)との指摘もあった。特報 9:11      日経平均 300円超す下げ


 東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を縮小している。

 東証1部の売買代金は概算で1兆4353億円、
売買高は概算で25億396万株と膨らんでいる。
値下がり銘柄数は全体の8割強を占める1425、値上がりは186、横ばいは55だった。

 商船三井や国際石開帝石、荏原、丸紅、JX、KDDIが安い。
住友化やトレンド、ニコンも売られている。
半面、日東紡や日本紙、オークマ、日立造、大ガスが高い。〔日経QUICKニュース〕


     日経平均が大幅続落、9000円割れで始まる      2011/8/9 9:09

 9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅続落して始まった。
前日比185円(2.0%)安の8911円で寄り付き直後から9000円を割り込んだ。
取引時間中に9000円の節目を割り込むのは
東日本大震災が発生した直後の3月17日(8639円)以来、約5カ月ぶり。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反落し、
2010年10月以来約10カ月ぶりの低水準を付けた。
世界的な連鎖株安を受けて投資家心理が悪化。
東京市場でも主力株が軒並み下げて始まった。


 東証1部では自動車、電機株のほか精密、銀行などが売られ、ほぼ全面安の展開。
売り注文が膨らみ、売り気配で推移する銘柄も多い。
トヨタやみずほFG、キヤノン、コマツなどの下落が目立つ。

 前日の海外市場では英FTSE100が3%、独DAXが5%下落したうえ、
米国ではダウ工業株30種平均が634ドル(5.5%)下げた。
ダウの下げ幅は2008年12月1日以来の大きさ。
7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は8日、緊急で電話会議を開き、協調姿勢を示した。
オバマ米大統領は同日、S&Pによる格下げに対し
「市場は我々の信用が世界で最も安全であることを再認識している」との声明文を発表した。
しかし、いずれも具体策に乏しいとして株安に歯止めを掛けるには力不足だった。

 実体経済も米国では
4~6月期の実質国内総生産(GDP)の成長率の伸び率が鈍化するなど
減速感が鮮明になりつつある。
新興国では国際商品市況の高騰による物価上昇圧力が景気の重荷で、
世界的にリスク性の高い資産を回避する流れが加速している。〔日経QUICKニュース〕

     主な市場指標日経平均プロフィル(銘柄一覧)
日経平均(円) 8,726.32 -371.24 9日 9:46


NYダウ(ドル) 10,809.85 -634.76 8日 16:30

英FTSE100 5,068.95 -178.04 8日 16:35

ドル/円 77.51 - .56 -0.36円高 9日 9:24

ユーロ/円 109.83 - .88 -1.96円高 9日 9:24

長期金利(%) 1.015 +0.015 8日 16:36

NY原油(ドル) 81.31 -5.57 8日 終値








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