2011年8月22日月曜日

東電の津波高さ15mは想定外の嘘っ八

東電、福島第一で遡上高15mの津波予測
 
東京電力が東日本大震災の前に、
福島第一原子力発電所に従来の想定を上回る
10メートル以上の津波が到来する可能性があると
2008年に試算していたことが政府の事故調査・検証委員会で明らかになった問題で、
東電は同じ試算で高さ15メートルを超える
津波の遡上(そじょう)を予測していたことが24日わかった。


大震災で同原発は、14~15メートルの津波に襲われたが、
「想定外の津波」としてきた東電の主張は、
15メートル超の遡上高の試算が明らかになったことで崩れた。
東電は試算結果を津波対策強化に生かさず、
大震災4日前の今年3月7日に経済産業省原子力安全・保安院に対し報告していた。
東電によると、国の地震調査研究推進本部が02年7月に
新たな地震の発生確率などを公表したのを受け、
東電は、08年にマグニチュード(M)8・3の明治三陸地震(1896年)規模の地震が、
福島県沖で起きたと仮定して、
福島第一と第二の両原発に到達する津波の高さを試算した。
第一原発の取水口付近で高さ8・4~10・2メートルの津波が襲来。
津波は陸上をかけ上がり、
1~4号機で津波の遡上した高さは海面から15・7メートル、
同5・6号機で高さ13・7メートルに達すると試算した。
                                                                    (2011年8月25日10時31分 読売新聞)

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