8日のニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに急反発した。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は
前週末比61.4ドル(3.7%)高の1トロイオンス1713.2ドルで終えた。
欧米の債務問題への懸念から逃避資金の受け皿となりやすい金に買いが膨らんだ。
12月物は通常取引終了後の時間外取引で一時1723.4ドルまで上昇し、
中心限月としての最高値を更新した。
これに先立ち、前日深夜の時間外で初めて1700ドル台に乗せていた。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日夜に
米国債の格付けを引き下げた。
欧州中央銀行(ECB)は8日、世界の金融市場の動揺を止めるため、
イタリアとスペインの国債の買い入れに乗り出した。
欧米の債務問題が深刻化するとの懸念や、
同問題が世界景気の先行き不透明感を強めるとの懸念から、金の買いが膨らんだ。
世界の株式相場が大幅安となり投資家が運用リスクを避けて金を買う動きも出た。
ゴールドマン・サックスが7日付のリポートで
今後1年の金相場の見通しを引き上げたことも買い材料になったとの声があった。
金相場は引けにかけて上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。
銀は3営業日ぶりに反発。プラチナは5営業日ぶりに反発した。
NYダウ、史上6番目の下げ幅 世界的景気後退に不安感
8日のニューヨーク株式市場は暴落した。
大企業で構成するダウ工業株平均の終値は、
前週末比で634.76ドル(5.55%)安い1万0809.85ドルとなった。
終値としては、昨年10月4日以来、約10カ月ぶりの安値水準となった。
1日の下げ幅としては、史上6番目。
リーマン・ショック直後で市場が不安定だった2008年12月1日以来の大きさとなった。
NY株大幅反落、634ドル安 10カ月ぶり安値
NYダウ(ドル) 10,809.85 -634.76 8日 16:30
英FTSE100 5,068.95 -178.04 8日 16:35
ドル/円 77.50 - .52 -0.37円高 9日 9:30
ユーロ/円 109.77 - .82 -2.02円高 9日 9:30
長期金利(%) 1.015 +0.015 8日 16:36
NY原油(ドル) 81.31 -5.57 8日 終値
NYダウ暴落、634ドル安 2年8カ月ぶりの下落幅
8日のニューヨーク株式市場は暴落した。
大企業で構成するダウ工業株平均の終値は、
前週末比で634.76ドル(5.55%)安い1万0809.85ドルとなった。
終値としては昨年10月4日以来、約10カ月ぶりの安値水準。
1日の下げ幅としては2008年12月1日以来約2年8カ月ぶりの大きさとなった。
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