ことし1月の日本の経常収支は、アメリカ向けの輸出の減少で貿易黒字が縮小した一方、国内の投資家が海外から受け取った債券の利子などが増えたため、前の年の同じ月に比べた黒字幅は2か月ぶりに拡大しました。
財務省が12日に発表した、ことし1月の国際収支の速報によりますと、「貿易収支」は、サブプライムローン問題の影響でアメリカ向けの輸出額が減少するとともに、原油の輸入額が価格の上昇で大幅に伸びたため、前の年の同じ月より24.1%少ない858億円の黒字でした。貿易黒字の減少は3か月連続で、ことし1月の黒字額は、1か月のものとしては過去2番目に小さくなっています。一方、「所得収支」は、国内の投資家が海外から受け取った債券の利子が増えたことなどから、7.8%伸びて1兆4561億円の黒字となりました。この結果、貿易収支と所得収支などをあわせた経常収支の黒字額は1兆2358億円と、前の年の同じ月より8.1%増えて2か月ぶりに拡大しました。財務省では「今回、経常収支の黒字幅は拡大したが、アメリカ向けの輸出の落ち込みが続いているだけに、アメリカ経済の動向を今後も注意して見ていきたい」と話しています。
3月12日 15時3分
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