日経平均大幅反落、終値294円安の1万2525円
31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。
大引けは前週末比294円93銭(2.30%)安の1万2525円54銭だった。
前週末に大幅高した反動売りが先行。
その後も反発力は鈍く、午後に入って持ち高を減らす売りが膨らんで下げ幅を広げた。
国内外の景気の先行き不透明感が重しになった。
主力株の下落が目立ち、業種別では鉄鋼株や自動車株、大手銀行株などが安い。
東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。
市場では年度末の「お化粧買い」への思惑がくすぶり、朝安後の下支え要因になった。
ただ、後場寄り後まで目立った買いはみられず、徐々に見切り売りが増えた。
4月1日に日銀の企業短期経済観測調査(短観、3月調査)の発表を控えていることから、
景況感の悪化を警戒した売りもかさんだ。
終盤には買い戻しや値ごろ感からの買いが入って下げ渋ったものの、上値は限られた。
東証1部の売買代金は概算2兆1371億円、売買高は同18億3936万株。
売買高の20億株割れは7日連続。
東証1部の値下がり銘柄数は1359、値上がりは305、横ばいは53だった
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