2008年1月23日水曜日

訪日外国人 円安で過去最多に

去年1年間に日本を訪れた外国人の数は、円安などを背景に韓国や中国といったアジアからの観光客が増えたことから、前の年よりおよそ100万人多い830万人余りと、これまでで最も多くなりました。政府は、再来年には日本を訪れる外国人の数を1000万人まで増やすことを目標にしています。
独立行政法人「国際観光振興機構」のまとめによりますと、去年1年間に日本を訪れた外国人の数は、834万9000人と、前の年をおよそ100万人、率にして13%余り上回り、過去最多となりました。このうち、最も多かったのが韓国からの訪問客で、通貨「ウォン」が円に対して大幅に値上がりしたことを受け、日本への旅行に割安感が広がったことなどから22%余り増えて260万人となり、韓国を訪れた日本人の数を初めて上回りました。また、好調な経済を背景に中国からの訪問客も94万3000人と16%余り増えました。政府は、再来年には日本を訪れる外国人の数を1000万人まで増やすことを目標にしており、国際観光振興機構では「今後は、地方の観光地の魅力もPRしてリピーターを増やしたい」と話しています。

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