2008年2月2日土曜日

1月末の外貨準備高、7カ月連続で過去最高

財務省が7日朝発表した1月末の外貨準備高は9960億4400万ドルとなり、前月末に比べて226億7900万ドル増加した。8カ月連続の増加で、7カ月連続で過去最高を更新。債券利息収入など運用益が増加したほか、米国の金利低下で保有する米国債の評価額が増えた。
 投機資金の流入に伴う金価格の上昇に伴い、政府が保有する金の評価額が膨らんだことも寄与。ユーロ相場が米ドルに対して上昇したため、ユーロ建て資産のドル換算評価額も膨らんだ。
 ユーロの対ドル相場(ニューヨーク市場)は12月末の1ユーロ=1.4591ドルから1月末は1.4861ドルに上昇。米10年債の利回りは米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げを受け、12月末の年4.027%から年3.597%に低下。金価格は12月末の1トロイオンス=836.50ドルから923.25ドルに大幅上昇した。〔NQN〕 (09:47)

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