2008年2月8日金曜日

東証またまたシステム障害で取引停止

東証でシステム障害・先物の一部、午後取引停止
 東京証券取引所は8日、同日午前に株価指数先物などの派生商品の売買システムに障害が発生し、一部商品の午後の取引を停止すると発表した。障害は今年1月に導入した新システムで発生。東証は原因を調査中で、復旧のメドは立っていない。東証では2005年11月にもシステムトラブルで現物株式の取引を全面停止した。今後、市場の信頼性が問われる可能性もある。
 取引を停止したのは、3月まで取引できる株価指数先物の「東証株価指数(TOPIX)先物3月限月」。現物株の価格変動による損失の発生を回避するためなどの目的で、主に証券会社の自己売買部門や機関投資家が売買する。個人投資家の取引はわずかという。8日午後1時現在、「TOPIX先物3月限月」以外の株価指数先物などは通常通り売買された。
 東証によると、システム障害が発生したのは同日午前10時59分ごろ。午前の取引終了時点で、本来つくはずの価格がつかなくなったという。東証は詳しい原因を「調査中」(派生商品部)と説明している。 (13:47)

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