2008年2月11日月曜日

企業物価 27年ぶりの伸び

日銀が発表した企業の間で取り引きされる「モノ」の価格の動きを示す先月の「企業物価指数」は、原油などの原材料価格が高騰している影響で、前の年の同じ月に比べて3%上昇し、およそ27年ぶりの高い伸びとなりました。
企業物価指数は、企業の間で取り引きされる国内の「モノ」の価格の動きを示すものです。日銀の発表によりますと、先月は、平成16年を100とした指数で105.6となり、前の年の同じ月に比べて3%上昇しました。これは、第2次石油危機の影響で物価の高騰が続いていた昭和56年3月以来、およそ27年ぶりの高い伸びとなります。企業物価が上昇しているのは、原油などの原材料価格の高騰で、「石油・石炭製品」が前の年の同じ月と比べて26.7%の大幅な上昇となったほか、「パルプ・紙製品」が5.5%、「鉄鋼」が5.1%、それぞれ上昇したためです。日銀では「原油価格などの高止まりが物価を押し上げる状況が続いており、企業物価は、今後も原油をはじめとする資源価格の動向に左右されそうだ」と話しています。 2月13日 16時3

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